-
【ZINE】{risograph printed} 担仔麺(タンツーメン)レシピ 蔡家擔仔麵
¥800
ある年から、台湾に帰るたび、母親は必ず一番本格的な台南タンツーメンを作ります。母は客家人で、閩南人の父と結婚してから、「彼らの料理」を学び始めました。母は、この味が失われてしまうことを恐れていたのです。以前は、「ただの麺を作るだけでしょう?」と思っていました。しかし、「油蔥酥」から手伝うように頼まれ、大いに考えが変わりました。 「油蔥酥」は、うちでは揚げる選択肢はなく、年配の人々は大きな鍋で小火でゆっくり炒り、紫と白色から金色に変わるまで、約3時間かかります。炒り終わると、それがルーローのエッセンスです。また、調味料としてのにんにくおろし醤油酢も、にんにくはすりつぶして泥状にしなければなりません。もやしなどの材料を準備し、豚の骨だしをとり、一杯食べたい場合、2〜3日がかりの労力が必要ですが、両親はいつもこの手順を堅持しています。 家を離れると、多くの子供時代の味が徐々に失われていきますが、ただこの擔タンツーメンだけは、いつも変わらず、とても美味しいです。一杯食べ終わると、「もう一杯!」と言っちゃいます! A6 (105 x 148mm) Risograph printed Paper: PELP!
-
【BOOK】『光合作用 Photosynthesis』写真集
¥2,500
写真集 - 東京生活はもうすぐ2年半が経つ。この見知らぬ街で安心できる片隅を一生懸命探った。今の生活により溶け込むため、毎日頑張ってきたが、より疲れを感じていた。だから、写真撮影で日常の断面を記録し、この街に暮らしてる軌跡を探り始めた。植物のように、私は太陽の方へ伸び、太陽の光が出ると喜んだり、しとしととした雨で落ち込んだりしている。森羅万象全てが一緒。頭を上げて光を向いたら、影が後ろになる。そういう孤独を楽しむようになってから、日常がそんな味気ないわけじゃないと思い始めた。 B5 (180 x 260mm) 80 pages Independent published by Tsai Yun Ju Japanese translation by Chao Hui Chia English translation by Hsu Shao Hung Printed by Jing Wei printing corporation